魔窟唱歌(仮) 霧に煙れる如きが道は 入りては出られぬ細道よ 朝日は見(まみ)えず 風さえ吹かぬ 雀の涙も慈雨と言えよ 誰が呼んだか此処は魔窟 東の歌を唱えるばかり